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銅線・銅より線導体

スプール・コイル形態の銅線を、単線とより線導体の例でご紹介します。導体寸法、材料状態、納入荷姿を、図面、設備、用途に合わせてご指定ください。

01 / サイズと選定

線径と導体断面積を分けて指定する。

丸単線は線径をmmでご指定ください。より線導体は金属断面積をmm²で示し、素線本数と素線径も添えてください。より線全体の外径は別の寸法です。

以下の寸法は調達時の参考例であり、在庫や製造限界を示すものではありません。供給可能な組み合わせと公差は、材質、調質、注文内容に応じて確認します。

形状・寸法一般的な問い合わせ例選定のポイント
単線 · 細い線径0.20, 0.30, 0.50 mm細線への伸線、小型成形部品、追加加工向けの例です。線径公差、連続性、表面、繰出し要件を合意してください。
単線 · 中程度の線径0.80, 1.00, 1.50, 2.00 mm導電部品や成形素材向けの例です。調質、伸び、曲げ要件、表面状態を工程に合わせてください。
単線 · 太い線径2.50, 3.00, 4.00 mm剛性、コイルの取り扱い、矯正・切断の要否をご相談ください。供給可否は必要な材質と荷姿によります。
より線導体 · 金属断面積6, 10, 16, 25, 35, 50 mm²調達例であり、許容電流表ではありません。素線本数 × 素線径、より、柔軟性、適用する導体規格をご指定ください。
素線と完成導体n × d;全体外径とよりは仕様指定寸法が素線、裸のより線束、絶縁後の完成品のどれを指すかお知らせください。これらの径は相互に置き換えられません。
スプール・コイル・ドラムフランジ・胴・軸穴の寸法、正味重量、繰出し方向スプール図面や設備の制限、コイル内径・外径、最大梱包重量、連続長さの要件をご提示ください。

mm・mm²・AWGは異なるものを表します

mmで示す直径とmm²で示す金属断面積は異なる量です。AWG図面の場合はゲージ体系と、単線の径か、より線導体の相当断面積かを明記してください。

表面と絶縁は別々に確認

銅色だけでは裸線かエナメル線かは判断できません。裸線、めっき、絶縁の要件を明記してください。エナメル線をご希望の場合は、絶縁仕様、被膜厚さ区分、耐熱クラスをご提示いただき確認します。

寸法と電気特性の証明を合意する

  • 単線は線径公差と楕円度を、より線導体は素線構成、より方向、よりピッチ、全体外径の限界を定義してください。
  • 抵抗または導電率の証明を、試験方法、基準温度とともに合意してください。必要に応じて引張強さ、伸び、接合要件も定義します。
  • スプール形状、正味重量、長さ公差、許容継ぎ目、端部識別、繰出し特性をご指定ください。寸法と受入基準は合意した注文仕様に記載します。
02 / 材質と調質

用途に合う材質を。

01

C11000 / Cu-ETPの材質指定

導電用銅素材で一般的な指定です。適用材料仕様、化学成分、電気的性質をご確認ください。写真だけでは銅の材質は特定できません。

02

無酸素銅のご指定

図面でC10200などの無酸素銅が必要な場合は、正確な記号と規格をご記載ください。材質の代替と供給可能な組み合わせは見積もり前に確認します。

03

軟質・焼なまし・硬質などの状態

伸線、曲げ、成形、接続の要件に合わせて調質を選びます。ASTM B3は軟銅線・焼なまし銅線、ASTM B8は同心より銅導体を対象とします。すべての構成が同じ仕様とは考えず、適用規格と版をご指定ください。

03 / 用途ガイド

次工程に合わせた導体仕様を。

01

電気部品・ケーブル製造

銅線は導電部品、追加伸線、ケーブル製造の素材になります。後工程に応じて素線径、抵抗、伸び、表面清浄度、連続長さを定義してください。

02

接地・ボンディング部品

より線導体では、断面積、構成、端末接続の指定が必要な場合があります。設備仕様と相手端子の詳細をご提示ください。適合性は設備全体で決まります。

03

柔軟な接続部・組立品

より線構成は単線と異なる取り扱い・成形要件に対応できます。素線本数、素線寸法、柔軟性、端末接続、動作要件をご指定ください。見た目がより線でも、屈曲寿命は判断できません。

04

成形・巻線用素材

成形や後工程の巻線には、曲げ半径、調質、線径公差、スプールの繰出しをご指定ください。モーター・変圧器のマグネットワイヤーは絶縁系の定義も必要です。裸銅線とエナメル巻線は互換ではありません。

04 / 加工と仕上げ

納入時の状態を明確に。

01

線径と材料状態

仕上がり線径、公差、機械的要件をご提示ください。伸線・焼なまし要件は指定材質と納入形態に照らして確認します。

02

より線構成

金属断面積、素線本数・径、より方向、構成規格をご記載ください。圧縮よりなどの特殊構成の要否は写真から推測せず、確認してください。

03

表面・絶縁のご相談

必要な裸線表面、めっき、絶縁仕様をご指定ください。特殊仕上げは見積もり時に確認します。提供写真は、被覆の種類・厚さや絶縁クラスを証明するものではありません。

04

巻き方と連続長さ

スプール・ドラム寸法、トラバース巻き、繰出し方向、連続長さ、許容継ぎ目をご指定ください。各端部を識別し、梱包時に保護します。

05 / 品質と輸出梱包

材質と導体の確認

  • 化学成分、調質、線径またはより線構成の検査、ロット追跡を合意してください。
  • 合意した抵抗・導電率、引張強さ、伸びの証明を、試験方法と基準温度とともにご依頼ください。
  • 材料報告書、適合書類、第三者検査の要件をご注文前に記載してください。認証や適合証明は供給製品について確認が必要です。

清潔で安定した繰出しのための梱包

  • 設備に合わせてスプール、固定したコイル、支持されたドラムを選びます。正味重量、梱包寸法、最大取り扱い重量を合意してください。
  • 擦れ、巻きの緩み、輸送損傷を防ぐため、保護包装、フランジ保護、パレット・箱の支持をご相談ください。
  • 納品先と木材梱包要件をご提示ください。識別を維持し、合意した表面を保護する乾燥条件で保管してください。
ご要望をお聞かせください

必要な導体構成と荷姿をお知らせください。

単線・より線の別、線径または断面積、用途からご指定ください。必要な材料状態、表面仕様、総数量、スプールやコイル寸法を添えると、適切なお見積もりにつながります。

銅線の見積もりを依頼

銅線の調達に関するご質問

銅色のスプール巻き線はすべて裸銅線ですか?+

いいえ。色や写真だけでは絶縁・被覆系は判断できません。必要な表面を明記してください。エナメル線などの絶縁線には独自に合意した仕様が必要で、別途確認します。

より線導体にはどの寸法が必要ですか?+

金属断面積、素線本数、素線径に加え、必要に応じて構成規格と全体外径の限界をご提示ください。より、柔軟性、端末接続、荷姿の要件も記載してください。

異なるスプール寸法や連続長さを見積もりできますか?+

スプール図面または設備の制限、正味重量、必要長さ、繰出し方向、許容継ぎ目をお送りください。荷姿と製造条件の組み合わせは見積もり時に確認します。

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